ロモグラフィー本社を訪ねる

スロバキアにあるペッツバール博物館の訪問も完了し、昨日無事ウイーンへ帰宅。
夜が明けた本日は、ロモグラフィー本社を訪ねる。

コンプライアンス的にあまり写真は載せられないのだが、オフィス内の様々な場所を案内してもらい、New Petzval のパッケージもデザインしたというデザイナーや、プログラマ、更に創始者の方にまでお会いした。
また、オフィスビルの一角には現像・プリントラボがあり、世界中からオーダーがあるフィルムの現像・プリントを、一手に引き受けているのだという。

Lomography 現像ラボ
Lomography オフィスビルの一角にある現像・プリントラボ

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

ぐるりとオフィス全体を案内してもらった後で、会議室に通された。

プランニングをしているという方々数名がおり、しばらく雑談をした後、なんと近々 Kickstarter に出そうと思っている試作品に関して、意見をもらいたいとのこと!
今だから言えてしまうが、結果的に 100万ドル以上の出資を経て、現在は Wide 版も出ている Lomo'Instant である。

順番に意見を聞かれていく中、正直何を言ったかもはや覚えてないのだが、「グリップがあると良い」的な捉え方をされたようで、「日本人は機能を追求するが、これはデザインも重視しているんだ」的な返答をいただいた。
が、内心、「ポラロイド好きだし物としてそれはそれで良いと思うんだけど、時代的なニーズとして、撮影されたポラロイド写真を綺麗に撮影・データ化できるアプリとかを作ったら尚良いんじゃないか」というような事を考えていたりした。
が、しかし、複雑な英語というのはなかなか出て来ないもので。

コンプライアンス都合により、差し障りのないキッチン写真をお楽しみください。
コンプライアンス都合により、差し障りのないキッチン写真をお楽しみください。

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

そのほかにも、New Petzval 用プレート絞りの試作品を作っている人であるとか、
同僚にものすごくよく似ている女性の方など、様々な方とお会いした、そても有意義な時間だった。