Mr. Neuhaus(ミスター・ノイハウス)

程なくして、バスが停車。
ロモグラフィーの人が説明をしてくれたけど、リスニング力が足りなかったのか、ここがどこなのかはよくわからず。

バスを降り、喫茶店のようなところに入ると、待ち構えていたのは白髪の男性。
とにかくひょうきんで、とにかくよくしゃべる男性。

正直なところ、彼が一体どういう人なのかは、日本に帰ってきた今もよくわからないままでいる。
わかっているのは、ダウジングで隕石を発見し、地元では Mr. Meteorite と呼ばれており、自称ペッツバールマニア。
カフェでは、ミスターノイハウスの雑談を8割、ペッツバールの話を2割くらいしただろうか。
1〜2 時間ほど経過し、明日またペッツバールミュージアムでまた会いましょうということで、今日の最終目的地であるホテルに向かう。

Mr. Neuhaus が経営しているカフェ?
Mr. ノイハウスの経営するカフェ?

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

ダウジング
"これで隕石を発見したんだよ。ほら、隕石のほう向くだろう"と Mr. Neuhaus

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

隕石
Mr. Neuhaus が発見した隕石。でかくて重い

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

そこからまた更に1時間ほどバスで移動。
滞在する場所は、スロバキアの中央北部にある Hotel Sipox。
周辺には、自然しかない。

なんというか、ホテルの随所に感じる古めかしさが、日本でのこれまでの人生で得たであろう懐かしさと紐付きそうになるが、
そうではなくて、現代化されなかったこの場所の文化は、それはそれで現代。(日本に)ないものもある、(ここだけに)あるものはある。
大きく関わりあう事なく、それとはなしに時を重ねて私の意思が触れたこの場所は、とても懐かしいと感じる上に新鮮。とても楽しい。

Hotel Sipox 敷地の裏手にある川
Hotel Sipox 敷地の裏手にある川

Taken lens: Rolleiflex Standard Tessar 1:3.8 f=7.5cm ©PULP.photo, All Rights Reserved.

Hotel Sipox
Hotel Sipox。周囲は大きな雪山に囲まれている。

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

Hotel Sipox のアメニティ
Hotel Sipox のアメニティ。なにやら色々と歴史を感じて良い感じ。

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.

ホテルのディナーは、大きなテーブルで全員でいただく。
男性陣は、スイスの方以外全員が Chubby(ぽっちゃり体型)なのだが、その外観を裏切ることなく全員がとにかくよく食べる。
ディナーも、"それメイン2つ頼んでるんじゃないんすか" と、思わず突っ込みたくなるような頼み方。そしてアイスクリームは欠かさない。

そしてここでもミスター・ノイハウスのトークは止まらなく、Petzval の話は残念ながらあまりしないが、ジョークを延々と発し続ける。
最後に頼んだアインシュペナーがサーブされた際には、真顔で「アインシュペナーのクリームは、指でかき混ぜるのが正しいやり方なんだ」と教えてくれた。

もう次回からはスプーンは不要だ。

スロバキアの Hotel Sipox で飲んだアインシュペナー
「アインシュペナーのクリームは、指でかき混ぜるのが正しいんだ」と教えてくれるミスター・ノイハウス

Taken lens: P.ANGENIEUX PARIS F.35 1:2,5 RETROFOCUS TYPE R1 ©PULP.photo, All Rights Reserved.