Test shoot with Daguerreotype Achromat 2.9/64 Art Lens (prototype)
Daguerreotype Achromat 2.9/64 の試写会を、ロモグラフィー・ジャパンで開催
過去には栄化を極めたものの、"見たままを写しとる写真" が強く求められる現代では過去のものとなった構成のレンズを再評価し、意欲的にレンズを復刻している lomography。
過去に復刻された 4 本の、
- New Petzval 85 Art Lens
- New Russar+
- New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens
- New Jupiter 3+ 1.5/50
に次ぐ、復刻レンズ第五弾の Daguerreotype Achromat(ダゲレオタイプ アクロマート) 2.9/64 Art Lens。
Kickstarter の募集は終了、日本専用の Crowdfunding プラットフォーム MotionGallery での応募は残す所あと数日、そんな最中に開催された新レンズのテスト撮影に参加してきた。
用意されていたレンズは試作段階のもので、ボディは Lomography 側で用意してくれていた α7 に装着。絞りプレートは、これまでの New Petzval レンズと同様の Standard 絞りプレートに加え、Lumière と Aquarelle と呼ばれる絞りプレートも用意されていた。
撮影場所は、Lomography 直営店 Lomography+ がある 3331 Arts Chiyoda の敷地内。初来訪だったが、廃校になった中学校を改修して文化・芸術活動の拠点としているセンターで、なるほど Lomography に相応しい場所に違いない。
また、今回撮影に使用したレンズはプロトタイプ(試作品)となり、状態は実際に発売されるものとは異なります。
新しく作られた Lumière / Aquarelle 絞りプレートも興味深いけれど、今のところ、開放 or Standard 絞りプレートの写りが一番好きかも知れない。
ピント合焦部分の曖昧さもいいけれど、水中にいるようなボケ具合が夢の中のようなステージ感をもたらしてくれる。