Date:
2016年5月1日
Place:
谷根千
Lens:
Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75


谷根千 w/ Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75 - 2016-5-1

10年以上前に手に入れた、自分が撮る写真の方向性を決定づけたと言ってもいいレンズ。

安かったし格好良かったからという理由で手に入れ、素性も全く知らず、マウントも不明。購入後に Exakta マウントということが判明し、TOPCON RE SUPER を後追いで購入。

一定の焦点距離と絞りの組み合わせで発生するぐるぐるとしたボケを求め、多くの写真を撮り、バライタ紙へプリントをした。

2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75
2016年5月1日、谷根千、Carl Zeiss Jena Biotar 1.5/75

一本目の Exakta マウント版 Biotar 1.5/75 を手に入れたあとしばらくして、あるカメラ屋さんで M42 マウント版を発見。

Biotar 熱冷めやらぬ時期、現状のレンズに万一何かあった際に写真が撮れなくなっては困るということで、購入。

マウント部分以外のレンズの形状は共通。但し、銘が Biotar ではなく B となっている。これは戦争でドイツが東西分裂が原因で起こった商標権の都合上、やむなくこうなったのだそうで、とはいえレンズの描写に変わりはない……と思いきや、Exakta 版のほうがボケ味が美しく感じる。レンズのシリアルナンバーは、Exakta 版が 4900000 番代であるのに対して、M42 マウント版が 6300000 番代なので、場合によっては 5年以上の差がある。Biotar 銘のほうが西ドイツ製、B 銘のほうが 東ドイツ製、になるのかな……。ガラス硝材、コーティングも恐らく違うのだろう。

今回利用したのは、B 銘の M42 マウント版。開放だとボヤボヤで、2.8 くらいまで絞るとやや頼もしい。
一方で、16 くらいまで絞った状態で撮った写真は、他に類を見ないほど尖鋭でシャープネスな写りをする。

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