MAMIYA-SEKOR 1:1.5 f=48mm とウブド
二日目はチャーターカーを借り、怒涛のウブド探索。夕刻からはスパも控えており、訪問先は久しぶりということもあり王道の場所を。
- タマンアユン寺院(Pura Taman Ayun)
- イブオカ(Warung Babi Guling Ibu Oka 1)
- 王宮(Ubud Palace)
- ゴアガジャ(Goa Gajah)
- テガララン・ライステラス(Tegallalang Rice Terrace)
- バリ・プリナ(Bali Pulina)
天候は悪く驚くほど湿度が高くなってしまった結果、レンズが完全に結露し、拭いても拭いても気中の湿度のせいで曇りが取れず、ホテルではポワポワの写真しか撮れなくなってしまった。
雨天の中、ヌサドゥアからウブドへ移動。大雨の寺院というものも風情があって良いものである。
バリ島では、鉄道は愚か、広い範囲を移動できる公共交通手段がほぼない。観光客のメインの移動手段は、タクシーか目的先によって用意されていることがある送迎を用いるかのどちらか。そのため、"一日幾ら" のチャーターカーを借りてしまい、様々な訪問先を一日に集約するような予定を立てると都合が良い。チャーターカーは様々な企業がサービスを提供しているが、普段はこちらに依頼することが多い。
美味しいバビグリンを食べさせてくれる場所はいくつもあると思うが、テッパンの Ibu Oka のバビグリンはやはりうまい。バビグリンは言わば豚の丸焼き… 豚の様々な部所それぞれに様々な調理方法を施し、ご飯とサンバル(他国のサンバルとはやや異なる)と共に提供してくれるもの… だが、恐らく調理する直前に絞められたであろう子豚を早朝から調理をはじめ、すべてその日のうちに提供してくれている。果たして日本で数時間前に絞めた豚肉を食べられる場所があるだろうか。
懐かしさとその美味さの為に、肉皿を追加で注文してしまった。
テガララン・ライステラス(Tegallalang Rice Terrace)は、商業面かなり強くなってしまっており原風景的な面が減退してしまっていた。一方でそのすぐ北に位置するバリ・プリナ(Bali Pulina)は、有名なジャコウネコを介して作られるコピ・ルアクも販売している場所。ジャコウネコやコーヒー豆が煎られるなどの過程(を模したもの?)が、手つかずの自然の中で見られる為、今では明らかに異質な空中ブランコが生えてしまったテガララン・ライステラスより自然に触れられる場所になった。
さて、怒濤の名に恥じぬウブド周遊も終盤、このあとは ロクシタンマンゴーツリースパ(Mango Tree Spa By L'Occitane)へ向かう。
スパのついでに、同施設(クプ・クプ バロン ヴィラズ & スパ by ロクシタン)内のレストランを予約。バリではロマンティックないしキャンドルライトディナーと称するプールサイドや海岸でのディナーを提供しているところが多いが、インドネシア人は夜目が効くのか、会場は非常に暗いことが多い。ご多分に漏れずこちらもなかなか暗めではあるがこちらはやや明るめだっただろうか…。A7S と明るいレンズのおかげだった… ということもある。