About Creative Commons License

個人的な資料作成から営利の作品利用まで、クリエイティブ・コモンズ ライセンスのまとめ


無料で使える画像が 100,000,000 枚以上?
知ってそうで知らない Creative Commons ライセンス画像の利用ルールまとめ。

flickr に写真を upload する際、必ず Creative Commons のライセンスタイプを設定しなくてはならないのだが、英語表記なので意味がわからずデフォルト設定のままにしてしまっている。
SlideShare にスライドをあげたいけど、使っていい写真をどうやって探せば良いかわからない。
ライセンスとか良く知らないけど使っちゃてる。
聞いたことはあるけど、詳しくは知らない。

……というようなことのないように、今一度クリエイティブ・コモンズに関して調べてみる。

主にオフィシャルサイトの具体的な引用と、可能な限りわかりやすくするために、引用した文面をリライトしています。

簡潔に言うと

- クリエイティブ・コモンズは、決められたルールに則ることで、利用料を支払わずに作品を利用できるようにするためのライセンス

- 作品の製作者がライセンスを付与する際にも、特に費用はかからない

- 例えば flickr のここにある、Attribution Lisence の 70,625,488 枚の写真は、撮影者のクレジット表記をすれば、自身のブログにも、SlideShare にあげる自作のスライドにも利用して OK。

- 作品の作者は、表示 / 非営利 / 改変禁止 / 継承 の四つのライセンス形態を作品に付与し、利用者は付与された利用ルールに則る事で、決められた用途で作品を利用できるようにすることができる

- 作品に対するライセンスはクリエイティブ・コモンズが付与するわけではなく、クリエイティブ・コモンズを利用することで、自身にその意思がある事を明示することができるというもの

- 実際の所、日本の著作権法のほうが様々な点で作品を保護できるが、「法的」にはまだ事例も実績も少なく新しいインフラであるインターネットを介した作品の提供に関して最適化されたライセンス形態であると感じる

- クリエイティブ・コモンズの利用許諾書は原則として法的効力があるが、ライセンスに基づく利用や著作権に関する紛争に関して、法的なアドバイスやサービス提供などをクリエイティブ・コモンズ(又はクリエイティブ・コモンズ・ジャパン)は行わない

- 学術研究、映画、文学、音楽、写真、その他の創作物を扱うことを念頭においてライセンスを設計している

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの利用にあたっては、当然、作品の製作者・利用者いずれも細かい点でリスクもある。

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