June 17th 2017

五家荘を散策２：樅木の吊橋（もみぎのつりばし）

崖に切り立つように作られている五家荘の道路は限定的で、今回の五家荘を周遊する為のルートはほぼ一本道。『五家荘平家の里』を出たあとは道なりに進み、少し進むと『樅木の吊橋』の駐車場が見えてきた。

今回五家荘を訪れるのに際し、特にしっかり下調べをしたわけでもなく、どちらかと言うと行き当たりばったり。ここ樅木の吊橋も行き当たりばったりのうちの一つで、『また大きな橋があるな』くらいに考えていたのだが、良い意味で裏切られた。

くどいようだが、五家荘は切り立った崖にあるような立地で、雰囲気は違えど “中国の水墨画の背景でよく見る山や日本昔話によくあるフランスパンのような切り立った山々” を切り欠いて作ったような土地。そこに川をまたぐ橋を渡すとなると、当然かなり長い橋が必要になる。
五家荘に来てから、既にいくつかそういった橋を見てきたので、橋自体はそれほど目を見張るものでもなくなってきていたのだが、ここは川辺まで降りることができるようになっており（道が整備不良でやや危ない感じではあったが）、手付かずのとても美しい水辺を見、触れることができた。