- Date:
- 2019年5月19日
- Place:
- 三社祭
- Lens:
- AGFA SOLAGON 1:2/50
- Date:
- 2019年5月19日
- Place:
- 三社祭
- Lens:
- AGFA SOLAGON 1:2/50
プロジェクターレンズを除けば、AGFA 唯一の大口径レンズ SOLAGON。
交換式レンズとしては AMBIFLEX 用のものが唯一で、レンジファインダーカメラでは KARAT 35 か KARAT 4、もしくは Super Silette に搭載。SOLAGON はモノクロがよく似合う。
大口径レンズの代表的なレンズ構成はダブルガウス型。かつてはフィルムブランドとしても名高く、フィルム消費も見越してのことだろう、自社製カメラも数多く販売していた AGFA だが、その AGFA の唯一の大口径レンズが Solagon(ゾラゴン)。昭和の特撮怪獣のような名前ではあるが、因みに当時のドイツの各ブランドの大口径レンズ名を挙げだしてみると… シュナイダーは Xenon、ローデンシュトックは Heligon、シュタインハイルは Quinon、カール・ツァイス は… 広角レンズで Distagon、Biogon が存在するものの大口径としては Biotar、Planar、Sonnar 、メイヤーも… Primoplan か。
というわけで、当時のドイツは末尾にゴンがつく大口径レンズを各社出しており、AGFA もその例にもれない。
今回の写真はアダプタ経由で SONY A7s で撮影したが、以前より SOLAGON が好きで、SOLAGON 付き AGFA KARAT で多くのモノクロフィルムに光を通した。
過去数多くのレンズでモノクロ写真を撮ったが、Karat の Solagon の描写にはは得も言われぬものがある。AGFA Karat はフィルムブランドのカメラらしく、フィルムの平面性を保つ機構がカメラに搭載されているなど、高画質の秘訣はレンズ以外にもあったわけだが、今回撮影した SONY A7S 経由で撮影した写真の平面性は、当然ながら完璧。
さてデジタルでの写りはどうだろうか。
©PULP.photo, All Rights Reserved.